プレスリリース
託送供給等約款の変更認可等について
2025年01月31日
中部電力パワーグリッド株式会社
当社は、2024年11月29日に経済産業大臣に対し、託送供給等約款(注1)の変更認可申請を行いました。(2024年11月29日お知らせ済み)
本日、申請通り認可されましたので、お知らせいたします。
現行の託送供給等約款からの主な見直し内容は、以下のとおりです。
1 託送供給等約款における主な変更内容
(1)発電側料金における停電割引の廃止
当社は、業務運営の効率化を図る観点から、一定時間以上の停電があった場合に実施している発電側料金の停電割引について、2025年3月31日に廃止いたします。
なお、需要側料金の停電割引については、現行の託送供給等約款において既に廃止をしております(ただし、1年間の経過措置期間を設定しており、2025年3月31日までは割引を適用いたします。)。
(2)災害時における特別措置の規定
当社は、停電割引に加えて、災害時に被災されたお客さまの負担軽減措置として、災害発生の都度、託送供給等約款以外の供給条件を設定し、お客さまからの求めに応じ電気不使用月の基本料金を免除する等の特別措置を実施しております。
この度、停電割引の廃止後も、被災時においては、これまでと同等の負担軽減措置を備える観点から、災害時の特別な措置として、災害救助法の適用区域または激甚災害の指定区域(具体的な対象区域は、都度、当社ホームページでお知らせいたします。)において被災されたお客さま(需要側・発電側、電圧の区分を問いません。)からの求めに応じ、1日の使用量が0kWhの日ごとに基本料金を4%割引きする措置等を供給条件に反映しました。
具体的なお手続き方法は、当社ホームページでご案内しております。
その他、国の審議会等で整理された事項を反映いたしました。概要につきましては、別紙「変更認可を受けた託送供給等約款の概要」をご参照ください。
2 実施日
2025年4月1日
また、託送供給等約款の変更認可を踏まえ、発電設備系統連系サービス要綱(注2)について、託送供給等約款と同様の見直しを実施いたしました。
(注1)託送供給等約款
小売電気事業者や発電事業者等が当社の送配電設備を利用する場合の料金その他の供給条件を定めたもの。
(注2)発電設備系統連系サービス要綱
お客さまが設置した発電設備で発電された電気を自ら使用する場合で、その発電設備を当社の送配電設備に連系するときの料金その他の連系条件を定めたもの。
参考
2024年11月29日当社プレスリリース託送供給等約款の変更認可申請について
別紙
以上