プレスリリース
スマートメーターを利用した構内電気使用量の自動検針サービス「スマート子メーター」の本格開始について
2020年07月01日
中部電力パワーグリッド株式会社
中部精機株式会社
中部電力パワーグリッド株式会社(所在地:名古屋市東区、代表取締役社長:市川 弥生次、以下「中部電力パワーグリッド」)と中部精機株式会社(所在地:愛知県春日井市、代表取締役社長:岡部 一彦、以下「中部精機」)は、一括受電の集合住宅・商業施設・工場等のお客さま(以下「一括受電のお客さま」)を対象に、各戸・各機器に設置される子メーター(注1)の電気使用量(以下「検針データ」)について、スマートメーターを用いて自動検針を行うサービス「スマート子メーター」(以下「本サービス」)の提供を、本日より本格開始します。
本サービスでは、スマートメーターの活用により、30分単位の検針データをクラウド上に自動で収集・蓄積し見える化することで、一括受電のお客さまがこれまで目視で行っていた検針作業を自動化します。これにより、日々の検針・電気使用量算出に係る労力が大幅に軽減され、さらに提供する検針データを省エネや負荷平準化等のエネルギーマネジメントに活用いただくことも可能となります。
また、スマートメーターのBルート通信機能(注2)により、さらに詳細な検針データをお客さまの保有するHEMS等(注3)へ直接かつリアルタイムに提供することも可能です。この機能を活用し、HEMS等によるお客さま機器の監視・制御等をはじめとした、より効率的な電力利用にお役立ていただくことができます。
クラウド上における検針データの収集には、中部電力パワーグリッドが所有するスマートメーターと通信網を使用しており、高い通信品質とデータセキュリティを確保するとともに、スケールメリットによる低価格を実現しています。
また、本サービスの利用受付および提供は、中部精機においてワンストップで行い、設置するスマートメーターの保守や計量法に定める検定有効期間の管理・取替工事を基本サービスに含め、提供します。このため、一括受電のお客さまが行う設備の維持管理に関するご負担が抑えられ、安心して本サービスをご利用頂くことが可能です。
中部電力パワーグリッドと中部精機は、今後も引き続き、保有するエネルギーインフラや技術力を活かし、お客さまの課題解決や利便性向上につながるサービスを提供できるよう努めてまいります。
(注1)施設の所有者等が設置・管理するメーターで、個々の需要地点または発電地点に設置し、電気使用量を計量するためのものをいう。一般に、施設の所有者等が一括で支払った電気料金を入居者やテナントに配分するために設置される。
(注2)スマートメーターとHEMS等を直接接続するための通信ルートとその機能のことをいう。HEMS等の仕様や通信環境により、秒単位でのデータ授受も可能となる。
(注3)エネルギーを管理・制御するためのシステムのことをいい、ネットワーク接続されるお客さま機器の電気使用量の見える化や遠隔または自動での制御を可能とする。
【本サービスの概要】
提供エリア |
国内全域(通信環境等により提供できない場合があります) |
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開始時期 |
2020年7月1日より本格開始(注1) |
内容 |
・自動検針サービス(クラウド上に検針データを蓄積・見える化等) |
利用料 |
月額サービス料:数百円程度/台から(注2) |
(注1)2019年10月から一部のお客さまを対象にサービス提供を開始。
(注2)月額サービス料に、初回契約時のスマートメーター設置工事費は含みません。(お客さま側で、施工手配いただくことも可能です。)
【本サービスのご利用に関するお問い合わせ先】
会社 |
中部精機株式会社 |
中部電力パワーグリッド株式会社 |
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部署・住所 |
名古屋工事センター |
ネットワークコールセンター |
電話番号 |
052-872-5095 |
0120-985-232 |
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月曜日~金曜日 9:00~17:00 |
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