プレスリリース
電力設備保守業務における行政手続きに関する不適切事象について
2025年09月11日
中部電力パワーグリッド株式会社
当社が停電の未然防止のために実施しているカラスの巣の撤去作業において、行政手続きに関する不適切事象が判明しましたので、お知らせします。
当社は、カラスの巣の材料となる木の枝や針金などが電力設備に接触することによる停電を未然に防止するため、必要に応じて、電力設備上の巣の撤去をおこなっています。巣の撤去の際には、雛の捕獲および卵の採取を必要とする場合があるため、法令に基づき、あらかじめ、捕獲および採取の予定数量などを行政に申請し許可を得るとともに、実績数量を行政へ報告する必要があります。
このたび、巣の撤去作業の取扱いについて調査をおこなったところ、過去に実施した作業に関する行政手続きにおいて、以下のとおり不適切事象が判明しました。
事象概要
1 未申請(無許可)で、捕獲および採取を実施した事象
2 捕獲および採取数量が許可数量を超過しており、実績数量を過少報告した事象
3 捕獲および採取数量は許可数量内ではあるが、実績数量と相違して報告した事象
当社は、今回の事象を重く受け止めており、地域の方々をはじめ関係者の皆さまに、ご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを、お詫び申しあげます。
今後、このような事象が発生しないよう、再発防止策の徹底に取り組んでまいります。
別紙
以上