スマートメーターとは30分ごとの電気のご使用量を計測することができ、かつ通信機能を保有しているため、遠隔でメーターの指示数を取得することが可能です。当社は、2022年度末までに一部取り替え作業が困難な場所などを除く全てのお客さま(約980万台)にスマートメーターを設置いたしました。
(注)従来のメーターからスマートメーターへの取替えにおいて個別に料金をいただくことはございません。
スマートメーター取付けによるお客さまのメリット
電力会社のサービスなどを利用することにより、お客さまの電気のご使用形態を把握することが可能となり電気料金の抑制や節電に役立てることができます。
(注)HEMSとは
Home Energy Management Systemの略で、専用の機器を取り付けることにより、モニターで電力の使用状況を把握できるものです。
また、これまで毎月メーター機の指示数を確認するため、電力会社の検針員が現地へ検針におうかがいさせていただいておりましたが、通信機能を活用し、遠隔でメーター機の指示数を確認できるため、検針に伴いお客さまへの敷地内へ入らさせていただくことなどが不要になります。
スマートメーター取付けにより変わること
これまで、契約容量以上の電気をご使用になった場合、主に宅内に設置されているサービスブレーカーが切れていましたが、スマートメーターは内部にブレーカー機能を搭載しているため、サービスブレーカーを取り付けしていないお客さまが契約容量以上の電気をご使用になった場合は、スマートメーター内のブレーカーが自動で「切」となり一時的に停電します。また、約10秒後にそのブレーカーが自動で「入」となりますのでしばらくお待ちください。
ただし、スマートメーター内のブレーカーが約30分の間に「入」と「切」を一定回数以上繰り返した場合、ブレーカーは自動で「入」とならず停電状態が続きますので、その場合はお近くの中部電力までご連絡ください。
(注)ブレーカー機能を搭載しているのは、ご契約容量が60Aまでのお客さまに限ります。