余力活用に関する契約について

専用線オンライン化工事の申込受付

専用線オンライン化工事について

調整力運用における指令・制御方法として、専用線オンライン(注1)(簡易指令システムを用いたものを除きます。)を選択されて属地の一般送配電事業者と余力活用に関する契約を締結される場合、契約期間開始日までに必要な対応工事・試験が完了していることが必要です。
調整力の公募、需給調整市場などで既に専用線オンラインの工事をおこなっている場合は追加での工事・試験対応は不要となることがあります。現時点で、営業運転を開始していない発電設備など、および当社中央給電指令所との専用線オンライン信号の送受信を開始していない発電設備などの場合、専用線オンライン指令工事に関するお申込みをいただき、当社にて工事見積などを実施のうえ、必要な工事を実施する必要があります。
対応工事については、信頼度確保の観点より、原則として複ルート化していただきます。
なお、通信設備の財産・保安責任分界点の標準的な例(発電設備を活用した場合の例)を以下に示しますので参照してください。

通信設備の財産・保安責任分界点の標準的な例の図

お申込みから工事・試験完了までの標準期間は、10ヶ月程度(注2、3)となります。
なお、必ずしも専用線オンライン化工事(簡易指令システムを用いたものを除きます。)の実施が余力活用に関する契約の締結を保証するものではありません。専用線オンライン化工事(簡易指令システムを用いたものを除きます。)に関するお問い合わせについては、下記問い合わせ専用フォームより入力(注4)願います。

(注1)一般送配電事業者が調整力運用をおこなうため、中央給電指令所から、通信伝送ルートを通じて、直接的に発電設備などへ運転を指令すること。

(注2)標準的な期間をお示ししており、設備形態などによって変わる可能性がございます。なお、各案件の詳細な工期は、見積もりのうえ算定いたします。

(注3)現在、世界的な半導体の供給不足が生じております。今後の状況によっては工期が標準工期を大幅に超過する可能性がございます(30ヶ月程度必要となる虞)。そのため、なるべく早めに工事のお申込みをしていただくようお願い致します。(2023年11月時点)

(注4)工事についてお申込みを希望される場合、その旨を記載ください。

お申し込みから工事完了までの流れの図

お問い合わせ

ご不明な点など、お問い合わせにつきましては、下記の「調整力募集についてのお問い合わせフォーム」にてお願いします。
問い合わせの際は、「お問い合わせ内容」冒頭に「【余力活用】」と記載願います。

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