【家庭の節約・省エネ対策】

エコキュートとは?
ガス給湯器との違いやメリット

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「エコキュート」の名前は聞いたことがあるけど、具体的なメリットやしくみを知っている人は多くありません。
エコキュートは空気の熱で効率的にお湯を沸かす給湯器。一般的なガス給湯器よりも省エネ、環境にやさしいことで注目されています。住宅のオール電化などで耳にした人もいるのではないでしょうか。
この記事では、お得なエコキュートの魅力としくみをご紹介します!

エコキュートは安い?光熱費の削減効果

エコキュートの基本的なしくみは、外気の熱を利用してお湯を沸かすヒートポンプ技術です。この技術により、低い電力で効率よくお湯を沸かすことができ、年間の光熱費を大幅に節約することができます。
家庭で給湯に使われるエネルギーは約30%。一般的にはガス給湯器が多く使われています。
これをエコキュートにすると、ガス給湯器よりも約70%もランニングコストを削減できるのです。

ガス給湯器とエコキュートのランニングコスト比較

※三菱電機試算、「Pシリーズ」370L、中部電力エリア、季節や地域、運転モードの設定、ご使用状況、電力契約によって異なる

昨今の電気料金や生活品の値上がりを考えても、このメリットは大きいでしょう。
ではエコキュートは、どのようなしくみで省エネを実現しているのでしょうか。下で解説します。

エコキュートのしくみとメリット

従来のガス給湯器のしくみは、ガスによるヒーターで水を温める方式です。
対して、エコキュートは空気を圧縮した時に生まれる熱を利用して水を温めます。
エコキュートの構造は大きく分けてヒートポンプユニットと貯水タンクで構成されています。下記の流れで給湯するしくみです。

●ヒートポンプユニットで外気を取り込み、圧縮して熱を生み出します。
●発生した熱を、熱交換器(給湯側)で水に伝えて温めます。
●温めたお湯を貯水タンクで貯め、家庭内のキッチンや洗面所、お風呂に送り込みます。

電気も使いますが、空気の熱を使うことで、より効率的に水を温められるしくみなのです。

ガス給湯器とエコキュートのランニングコスト比較

このエコキュートのしくみから、具体的なメリットは次のものがあります。

チェック 光熱費の節約

上でも説明したように、給湯にかかる年間の電気代を大幅に節約でき、家計にやさしいことが最大のポイントです。
使うエネルギーの比率は電気が1に対して空気から2。効率的に熱を生み出すためランニングコストが安くなります。また、割安な夜間電力を利用することも節約になる理由です。

チェック 災害時に貯めておいたお湯・水が使える

エコキュートの貯水タンクにお湯が貯まっていれば、災害の時にお湯が使えるというメリットもあります。また、ガスの供給が止まっても、電気さえ通っていればお湯を沸かすことができます。
近年の大規模な災害を考えると、いざという時の備えになる機能です。

災害時に貯めておいたお湯・水が使える

チェック 環境にやさしい

空気の熱という再生可能エネルギーを利用するため、環境にやさしい方式です。CO2の排出量をおさえることができ、地球温暖化の対策としてもエコキュートの導入が注目されています(注)。

(注) 環境省「エコキュートの普及によるCO2削減効果」
https://www.env.go.jp/council/06earth/y060-64/mat02-3.pdf

将来と災害時の暮らしの安心のために

将来と災害時の暮らしの安心のために

日本は地震や台風などの自然災害が多い国です。いざという時の安全・安心のために、災害への備えが求められ、エコキュートは多くの家庭で選ばれるようになりました。
また、将来も安心して暮らしていける、持続可能な社会を作っていくために、各家庭でできることの一つです。
エコキュートは将来のエネルギー事情を見据えた選択です。化石燃料の枯渇や環境問題を考えると、再生可能エネルギーの利用はこれからの時代に欠かせない要素となるでしょう。

エコキュートは、経済的なメリットだけでなく、環境や安全性にも配慮した先進的な給湯器です。これからの時代にふさわしい、エコキュートの導入を検討する価値は非常に高いと言えるでしょう。
なお実際に導入する時には、初期費用がかかったり、設置スペースが必要だったりと注意点もあります。しかし一度設置すれば、のちのランニングコストが安くなることで長期的に光熱費をおさえられるのでメリットが大きいのです。
「どこに頼めばいいのか」「うちは導入できるのか」「具体的な費用や気をつけることは」など、気になることはぜひ各メーカーにお問い合わせください。

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