INTERVIEW
社員紹介

今井 幸成
(いまい こうせい)
IMAI KOUSEI
- 所属
- 静岡支社
藤枝営業所 配電運営グループ
- 学科
- 電気工学科卒

中部電力パワーグリッドを選んだ理由
私は、地元の人々に支えられてきた事に対する恩返しの気持ちから、地域社会に貢献できる仕事がしたいと考えていました。厳しい部活動を3年間休まず頑張れたのも、苦手な資格の勉強を合格まで諦らめずに頑張れたのも、一緒に頑張ろうと励まし合える仲間たちがいたからでした。そんな仲間たちが暮らす地元のコミュニティのために、地域社会の一員として貢献できる仕事ができたら、どんな時もやりがいを持って働けそうだと考えたため、私は「公共性の高さ」を重視して就職活動をおこないました。
複数の企業から一社を選定するにあたっては、おもに進路指導の先生を頼りました。先生に相談する中で、同校出身の先輩方が多数在籍している点に安心感と親しみを覚えたことが決め手となり、中部電力(注)へ応募しました。
(注)現:中部電力パワーグリッド株式会社を指す
現在の部署での仕事内容
私は普段、配電設備を安全な状態で維持していくために、巡視で見つかった設備不良の改修作業をおこなっています。具体的には、電柱に昇って、取り付けられた変圧器や電線を取り換えるなどの作業をおこなっています。1日のほとんどを屋外で過ごすため、身体を動かすことが好きな私にはうってつけの仕事です。
また、自然災害などの有事の際には、昼夜を問わずいち早く現場に駆け付け、迅速に改修作業にあたっています。雨や台風の中でおこなう作業は、感電などのリスクが伴うため、自身の安全により一層注意を払いながら、早期の復旧に努めています。このように、設備の不具合を直し「未然に停電を防ぐ」ことと、自然災害などによる停電が発生した際は復旧作業をおこない「早期に停電を解消」することで街の明かりを24時間365日守っています。


仕事をする上で心掛けていること
日々、危険と隣り合わせの作業をおこなっているため「安全」を心掛けています。安全は、会社の目標としても掲げられており、至近では「間接活線工法」という作業員の安全を優先した工法の導入が予定されています。この工法が導入されると、人の手の代わりに道具を使って電線の接続作業などがおこなえるようになるため、作業員は電線との離隔を保ちながら安全に作業をおこなえるようになります。ちょうど写真のようなイメージですね。
私は現在、この技術の導入に向けて教育担当者として練習をしていますが、機材の重量や操作など慣れない部分も多くあります。しかし、この技術で多くの作業員のけがや事故を減らすことができると考えているからこそ、諦めず一つ一つ丁寧に習得していきたいです。
仕事のやりがい
地域の暮らしを守るという使命感です。以前おこなった停電の復旧作業で、そのことを強く感じました。
その日の作業は、夜間かつ悪天候だったため、手元が見えづらいなどの視界不良に苦戦していました。しかし、電気が使えずお困りのお客さまが、家の外に出て作業の様子を気にかけていたり、復旧を待ち望み応援の声をかけてくれるなどの姿を見て、「いち早く電気を送り届けたい」という思いが沸き上がり、奮い立ったのを今もよく覚えています。
断線の改修が終わり、私の手で最後の工程となる開閉器を操作した瞬間、真っ暗だった街全体に一斉に明かりが灯り、それと同時に外に出ていた人たちの笑顔が電柱の上から見えました。地上に降りて、お客さまから感謝と労いの言葉をかけていただいた時、これまでにない達成感とやりがいを感じました。

1日のスケジュール
1日のスケジュール確認

工事・点検の実施

8:00
出社
8:30
始業
9:00
現場出向
10:00
工事・点検
11:50
帰社
12:00
昼休憩
13:00
現場出向
14:00
工事・点検
16:30
帰社・片付け
16:50
伝票整理
17:10
終業
キャリアパス
