INTERVIEW

社員紹介

滝澤 雄治(たきざわ ゆうじ)
2011年入社 送電部門

滝澤 雄治
(たきざわ ゆうじ)

TAKIZAWA YUJI

所属
松本支社 送電グループ
学科
電子機械科卒
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中部電力パワーグリッドを選んだ理由

高校時代は部活動に熱中しており、自分の進路について真剣に考え始めたのは、高校3年生になってからのことでした。進学か就職かを決断にするにあたっては、相談先として先生や両親など多くの人を頼りましたね。
そうした状況の中で、ある時、中部電力(注)の技術職の社員から仕事の話を聞けることになり、話の中で、中部電力(注)の技術職は「活躍できるフィールドが幅広い」ことを知りました。私は当時、理想の働き方として、屋外で働く「現場業務」と屋内で働く「机上業務」のどちらもやってみたいと考えていたため、話を聞いた時はまさに自分にぴったりの企業だと感じ、志望することにしました。

(注)現:中部電力パワーグリッド株式会社を指す

現在の部署での仕事内容

送電設備と呼ばれる鉄塔や電線の設計・工事計画を担当しています。送電設備の工事には、お客さまから受電申込を受けた時におこなう「新設工事」と設備の経年劣化に伴っておこなう「建替工事」があります。新設と建替では、工事件数の割合は建替のほうが多いですね。
鉄塔の耐用年数はおよそ100年と言われていますが、設置される場所によって異なります。例えば海沿いだと塩害による酸化(錆び)が進んで耐用年数が予定より短くなることがあります。このような環境条件や自然災害のリスクなどを想定し、それらに耐えうる強度や形状を検討することが設計の仕事です。その後、自身の設計した図案を形にするために、予算などを策定しながら委託業者へ工事を発注します。

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仕事をする上で心掛けていること

送電設備の設計にあたっては、自分一人でおこなうのではなく、上司や同僚と相談しながら進めることを常に心掛けています。
送電部門は遠く離れた発電所でつくられた電気をあらゆる地形を越えて電気を送り届けています。送電設備の不良によって電気が途絶えると、一般家庭をはじめ企業や工場など、地域全体のライフラインに多大な影響を及ぼします。電気の安定供給という使命を全うするためには、いつどんな時も電気が途絶えることがない設備を「最適に設計」することが重要であり、他者の知識や経験を取り入れながら業務を遂行することで、それが実現できるものだと考えています。

仕事のやりがい

ずばり、「目に見える形」で安定供給を支えている実感を得られることです。送電設備は街の至るところで目にすることができますが、一つ一つ地域の環境条件をもとに最適な形状を検討して作られているため、設計担当者の想いや工夫が丁寧に込められています。自身の設計した図案が多くの関係者の協力を経て「鉄塔」という形になり、今この街の中に立っている、そして、この先何十年と残り続けてこの街を支えていく、そう考えると自身の仕事に対して大きな達成感と誇りを感じることができます。
設計業務に携わったことで、送電設備一つ一つに対して、担当者の様々な想いが込められていることを学びました。今度は、その思いを汲み取って形にする現場の仕事に挑戦してみたいと思っています。

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1日のスケジュール

請負会社と現地で打合せ

請負会社と現地で打合せ
11:00

打合せ内容整理

打合せ内容整理
13:00

8:15

出社

8:30

始業・
ミーティング

9:00

メール確認・
資料作成

11:00

現場出向

12:00

昼休憩

13:00

帰社

15:00

設計図面作成

17:10

終業

キャリアパス

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